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【小児歯科】甘いものはどうしてむし歯になるの?むし歯になりにくいおやつの摂り方
こんにちは。
諫早市のナフコ諫早店敷地内にある歯医者【やまぐち歯科】です。
育ち盛りのお子さまにとって、おやつなどの間食は「食事で足りない栄養を補う」ための大切なものです。
しかし、おやつの摂り方次第ではむし歯の原因になってしまうことも。
実際に、8〜9歳の約6〜7割がむし歯になった経験があり、間食の増える年齢とむし歯は深い関係があるのです。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット‐子供のむし歯の特徴と有病状況 より) >
むし歯になりにくいおやつを知り、お子さまのお口と身体の健康をサポートしましょう。
甘いおやつはなぜむし歯になりやすいの?
むし歯の原因になる歯垢(プラーク)は、細菌のかたまりで、食べものに含まれる「糖」をエサに「酸」を産み出し、歯の表面を溶かします。
本来、溶けた歯の表面はだ液の働きで修復されていて、むし歯になることはありません。
しかし、甘いものがどんどんお口に入ってくると歯を修復する作業が追いつかず、むし歯になってしまうのです。
「甘いおやつは控えめにしているけれど……」という方も、時間を決めずにおやつをあげたり、ダラダラと食べていたりしていませんか?
おやつは決まった時間に食べきり、食べ終わったら歯を磨きましょう。
子どもの歯は、大人の歯よりもやわらかいく、むし歯になりやすいので注意が必要です。
間食におすすめのむし歯になりにくいおやつ
このようなおやつがおすすめです。
・おせんべい
・子ども用のソーセージ
・小魚
・チーズ
・さつまいも
・おにぎり
・蒸しパン
・ゼリー
このような食べものはむし歯になりにくく、たんぱく質やビタミン・食物繊維など食事で不足しがちな栄養素を補うことができます。
むし歯になりにくいおやつの摂り方
このような間食の摂り方を意識しましょう。
●糖を控えたおやつを選ぶ
成長とともに、市販のおやつの摂取頻度も増えてしまいますよね。
その際は、糖を控えたおやつを選択しましょう。
チョコレートやあめ玉、キャラメルなど甘く、長時間お口に残るものはむし歯になりやすいので、ごほうび程度に控えた方がいいかもしれませんね。
●時間を決める
だらだらとおやつを食べたり、回数が増えたりすると、お口が酸性になってむし歯のリスクが高くなります。
おやつは時間を決めて食べましょう。
●寝る前は食事を控える
寝ている間はお口が乾燥し、むし歯になりやすいため、食事は寝る前の2時間前までに済ませましょう。
●仕上げ磨き
小学生になっても、保護者の方の仕上げ磨きは大切で、永久歯が生えそろう12歳くらいまで行うのが理想です。
お子さまとのコミュニケーション時間として、仕上げ磨きし、歯垢を落としてあげましょう。
お子さまのむし歯は、諫早市の歯医者「やまぐち歯科」へご相談ください。
歯磨き指導だけでなく、成長とともに変化する食のアドバイスなども行っています。
お子さまのライフスタイルに合った指導を行いますので、ご家族そろってお気軽にご相談ください。