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むし歯の治療はなぜ治療回数が多い?歯を残すために必要な「根管治療」って何?

こんにちは。
諫早市のナフコ諫早店敷地内にある歯医者【やまぐち歯科】です。
 
「むし歯の治療は、なぜ何回も通わなければいけないの?」
「まとめて治療してくれたら楽なのに……」と思ったことはありませんか?
進行したむし歯で行われる根の治療(根管治療)は全体の18%が経験しており、1回で治療が終わらないことを不思議に感じた方もいらっしゃるかもしれません。
 


(出典:厚生労働省e-ヘルスネット‐歯の神経の治療(根管治療)より) >

 
今回は、なぜ根管治療は何度も通う必要があるのか、その理由を解説します。
 
 

根の治療の回数が多い「重要な3つの理由」とは?

神経にまで到達した深いむし歯は、歯を残すために根管治療という根のお掃除をします。
根管治療は「細菌に侵された神経」と「感染した歯質」を丁寧に取り除くことが大切です。
では、なぜ何度も治療に通う必要があるのでしょうか。
 

理由1.複雑な根管の形

神経の入っている根管は、細く複雑な構造をしています。
従来では、枝分かれをしていたり、カーブをしていたりする根管内を、歯科医師の手の感覚と勘を頼りに治療が行われていました。
当院では、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを使用して、肉眼の最大20倍程度も視野を拡大しながら精密な治療を行っています。
 

理由2.傷つきやすい繊細な根管

「神経を取るだけなら、むし歯治療のように大きなドリルで削ればいいのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
じつは、根管は繊細で、無理な器具の操作は穴を開けてしまうリスクがあります。
予後の悪化につながるため、治療は丁寧に行うことが大切です。
 

理由3.細菌を残さないプロフェッショナルな治療

根管治療は、1回で病巣を完全に取りきることは難しく、何度も洗浄し、お薬をいれることで根管内をきれいにします。
お薬を詰めたあとは、症状の変化を確認するためにも1週間に1回程度のペースで通っていただく必要があるのです。
途中でやめてしまうと、細菌が残ったままになり、再び痛みや腫れが起こったり、残せるはずの歯が抜歯になったりしてしまうことも。
 
根管治療のために通院回数がかかるのは、むし歯になった歯をできるだけ抜かず、大切に守るために必要な段階をふんでいるからだったのです。
根の治療は途中でやめず、最後まで治療に通いましょう
 
 

当院のマイクロスコープを使った精密な根管治療

当院では、はじめに歯科用CTを使用して精密な診査・診断を行います。
根の先の病巣の状態や、どのように細菌が広がっているかなどを詳しく確認してから治療スタートです。
根管治療では、歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」を使って、目視では難しい細部まで確認しながら、精密な治療を行っています。
 
 
諫早市の歯医者【やまぐち歯科】は、日本顕微鏡歯科学会に所属し、歯科用顕微鏡のマイクロスコープを使った根管治療を行っています。
また、病巣の状態によっては、歯の根を一部取り除いて歯を温存する「歯根端切除術」なども行い、1本でも多く自分の歯を残すように努めています。
抜歯と言われた方も、一度ご相談ください。
 


やまぐち歯科の設備紹介 >


やまぐち歯科の根管治療(歯内療法) >